より高度な自動運転車両の研究に役立てるためのデータ収集用実験車両の公道走行を開始します

国立大学法人金沢大学 新学術創成研究機構自動運転ユニットでは、自動運転車両に搭載しているカメラで撮影している映像を、信号機認識技術の高度化に活用し、より高度な自動運転車両の研究に役立てるための取組を開始します。

本実験は、戦略的イノベーション創造プログラムSIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)の内、自動運転技術(レベル3、4)に必要な認識技術等の研究に関するものです。

 

実験の目的

自動運転車両の実用化等が期待される中、重要な研究テーマとして自動運転車両用の信号機認識技術の高度化の研究が望まれています。

これらの研究を加速するためには、さまざまな走行シーンを撮影した膨大な映像を効率的に蓄積し活用するための走行映像データベースの構築が重要です。

金沢大学では、車両に搭載しているカメラで走行シーンを撮影し、そのデータをもとに走行映像データベースの構築技術の確立を目指します。

また、走行映像データベースは、秘密保持等を順守してもらった上で、利用を許諾する場合があります。

 

実験の期間と車両

・データ収集期間:2021年5月17日~2023年3月31日

・データ収集時間帯:4時~23時

 

 

なお、実験車両には「金沢大学」および「走行映像収集中」の表示を行います。

 

実験区間(走行区間)

地域 主な実施個所
東京都 羽田空港周辺の一般道、羽田空港~臨海部副都心地域、臨海部副都心地域の一般道
石川県 金沢市内、小松市内の一般道

 

実験区間(走行区間)

地域 主な実施個所
東京都 羽田空港周辺の一般道、羽田空港~臨海部副都心地域、臨海部副都心地域の一般道
石川県 金沢市内、小松市内の一般道

 

プライバシーの保護について

収取しました走行映像データにつきましては、大学および大学が指定する機関において、道路上の歩行者や車両等の個人情報と結びつく情報(歩行者の顔や車両のナンバープレート情報等)は、特定ができないようにフィルタリング処理を行います。

 

お問合せ先

国立大学法人 金沢大学

住所:〒920-1192 石川県金沢市角間町

部門:高度モビリティ研究所

電話/メール:076-234-4714/secsuganuma@staff.kanazawa-u.ac.jp

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